長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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宇都宮アート&スポーツ専門学校授業

●本日は、誕生日。1937年から何年たったか。
 そして宇都宮の新学期授業日(2年生のみ)である。
 本体ビルに接して4階建ての新ビルが完成し、その
2階での「原作・ネーム」の2コマ授業。昨年度は、
課題ナシのフリーで書く時間にしていた。それは他の
実習を担当される先生方の、新2年生に対する大きな
期待感があったためである。
 しかし、フリーにしての成果があったか?というと
はなはだ疑問が残った。そこで、やはり課題を一段階
ずつこなしていく方向に戻した。まだ、基礎勉強をや
っていく。
◎帰途、漫棚通信さんがエントリーしておられた
王様の仕立て屋 (大河原 遁・集英社)<1>を
購入する。
◎帰宅後は、○○?小説の下書き修正。相変わらず
むずかしい。少しずつ、少しずつ、進めるしかない。
東浩紀のいう「小さな物語」(データベース)的なものを
幾つも同時進行で書く。
 いずれ、それは、少し「大きな物語」的なつながっていく
はずである。それを信じて一歩一歩…。ぼくはポストモダン
な小説の書き手になれるのか。それほどのシロモノでもない
だろうが。ちょっと変わった物語にはなってくれると思って
いるのである。
●日記をここまで書いて、マイルス・ディビスの
『ビッチェス ブリュー』の1枚目を聴いた。
今更言うのもヤボだが、ディビスはやはり真の天才だわ!!
彼のジャズのサウンド空間を、これで、さらに巨大で深い深いものに
変質させてしまった。
洗練度の高さも素晴らしく、それでいてフリーに演奏し
それをサイドメンがリズミックに支えていき、飽きさせることが
全く無い。陶酔させるのだ。これを聴いてしまうと、最近の
ジャズの平凡さが見え過ぎて、ばかばかしくさえなってしまう
のではないか。
空間の深さを聴け!である。