長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

「かわいいカルチャー」は…

◎宇都宮の専門学校へ行く。
2限〜3限イラストコースだが、今日も同人誌制作
である。シメキリを過ぎても、学生たちは、まったり
彩色にいそしんでいる。
 いいですなあ…ノンプロは。って教官T先生はそんな
ことは言ってられない気持ちだろう。
◎こちらは、K先生が貸してくれた「美術手帳」を読む。
マンガはアートかという特集。伊藤剛さんが美術評論家
と対談している。
◎帰途、久しぶりに喜久屋書店へ寄った。
『「かわいい」論』 (四方田犬彦ちくま新書)を
見かけて購入。「かわいい」カルチャー(大塚英志)の
テーマをぼくは数年前から「現代風俗文化論」で取り上げて
きた。少女たち自身が見つけ出した「かわいい」モノ。
『たそがれ時にみつけたもの』 (大塚英志)は、なかなかの
名著だと思う。書かれた時期も早い。
新書の目次を見ると、大塚氏の論には言及がないようだが…。
書店に寄ったのは『クリスマス・プレゼント』(ジェフリー・
ディーバー*文春文庫)を買うためだった。
ドンデン返しの短編集として、相当面白い〜との評を読んで
いたのだ。そのテの作品はとんとご無沙汰なので、たまには
読みたいと思った。
椙山女学園大学「マンガ創作」の作品採点を始めた。
2月初めには評価表を提出せねばならない。