長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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鬼怒川温泉には雪が

★宇都宮の専門学校へ出掛ける間際に郵便物が来た。
椙山女学園大学から来期シラバスの登録依頼状が。
ネットから登録する形式である。昨年はちょうど
この時期PCをクラッシュさせていたので、書類で
提出していた。

★あと日本マンガ学会から会誌。
「マンガ研究」8号<第五回大会特集号>だ。
研究発表と分科会の報告である。テーマは「マンガと戦争」。
ぼくと内記稔夫米沢嘉博氏の3人は分科会で「戦後の戦記
マンガブーム」というタイトルで喋った。
これらのための資料として20ページ以上にわたる戦記マンガ
作品のタイトルと作者の年譜がすごい。内記氏が苦労して作成
したものである。

★書き上げた分の年賀状を投函し専門学校へ3時45分着。
マンガ・コースの非常勤講師陣はぼく以外は欠席。ちょっと
淋しい。5時過ぎにニュー岡部に到着。ひと風呂浴びてから
7時半に大宴会場へ。200人近い職員・関係者が座敷に
並ぶ。袋の中のナンバーカードを引いて103番の座布団へ。
ビールと日本酒を少し飲みつつ普段話したことの無い職員の
方がたとおしゃべり。
若い新入社員が18名、ステージに並ぶ。ケーブルTVともども
発展を続けているようだ。ビンゴ大会では、初めてビンゴ。ただ
賞品はDVD『ハウルの動く城』なので、洗剤の方を頂く。

★マンガ・コースの仲間が居ないので、早く寝てしまった。
朝は7時から朝食で8時ロビー解散。職員の方の車で小雪
温泉を後にする。今市にかかる頃には雪は無く、晴れてきた。
9時30分には学校前に到着し、コーヒー店で時間をつぶし
10時パルコの紀伊国屋書店へ行き
ユリイカ」<マンガ批評の最前線>を購入する。
なかなか面白そうな目次である。

★伊藤・夏目・宮本の座談で宮本さんが
「伊藤さんの議論の最大のポイントは、実は物語よりキャラ
を先に置けるということなんです。」
という解釈が、分かり易い。つまり彼は〜子どもの落書きの
ようにキャラを先に置いたほうが自然だ〜というわけだ。
そこから物語を考え、性格をつけ、キャラクターにしていく…。
なるほど、そうだ。マンガ描きの原点に戻って考えてみると
「キャラ」「キャラクター」の違い論が明快に見えてくる。