長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

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帰途、『随筆 本が崩れる』(草森紳一・文春新書)

を購入した。かつて「COM」誌上のマンガ評論で、
ぼくのパロディを褒めていただいた方でもある。
 その先生が、膨大な資料本の山に囲まれて暮らして
おられるのだが、風呂場へ入ったときに本の山が崩れ
ドアに押し寄せたところから、浴室から外へ出られな
くなってしまう〜という、とんでもない冒頭から、こ
の随筆は始まっている。
 家には誰もおらず、隣室に住むと思われる老美女に
この窮地を何とか知らせたいと思うが…、果たして
どうなってしまうんだ??