ちなみに赤塚不二夫は、ファンから「ギャグ・マンガの神様」と

言われた時期があります。
「おれは神様かね？」と問われて、
「そうだよ、ただし俺達スタッフが祭り上げた神様だ。
あんたは天才なんかじゃない」と答えたものでした。
赤塚の後半生の失敗は、神様でいればいいのに、天才だと
錯覚したことですね。
自分で何でも出来ると思ってお人払いをしちゃったら
何も産み出せなくなってしまったことで、それは証明されて
います。