あす、大垣市へ行くので、授業用資料を引っ張り出す。

ここの女子短大マンガ・コースでは１コマ物を実技で
教える先生もいるが、マンガ史の方でも一回しゃべって
おこうと思う。
みなもと太郎さんの『ふたりは恋人』。まず生徒は見た
ことがないはず。
『無人島の快楽』（秋竜山）。
ぼくの『漫画に愛を叫んだ男たち』を出してくれた
清流出版が刊行したもの。文庫からセレクトした作品集。
『進化した猿たち』（星新一）など。
新しいものは一切無し。
実技のセンセイから、いろいろ見せてもらっていそうなので
フランスのものなどは省略。
宇都宮の生徒も１コマの課題をやっているが、まず↑のような
志向で描くひとは絶無の時代だ。
まさに「マンガ史のひとこま」として、１コマの意味を
少ししゃべろうと思う。