作品論はあるが、雑誌論が無いのも、ちょっとどうか。

これも商売にならない〜ってことでしょうか。
雑誌中毒者だったぼくも、いつの間にか、買わなくなった。
（ま、これはトシのせいもありまして）
マンガ雑誌はキャラさえヒットしてりゃなんとか…という
現実があると、編集フォーマットで勝負するのが、いかにも
つまらないのでしょうか。
　鮮度とコクのバランスもむずかしいのでしょう。でも、作品が
イケてるかどうかだよッ！てな安易な結論だけは出さずにもっと
追求してほしいデス、編集者殿。毎号、買いたい雑誌がほしいっす。

なんか一般論だなあ。
早く『おおきく振りかぶって』と『ＰＬＵＴＯ』の次巻が出ない
かなあ…、おい、おい、雑誌買えよオジサン。

そうだ、マンガばかりではなく、「アニメ史」や「現代風俗文化論」も
昨年同様取り組んでいきます。
　アニメ史は半期授業なので、満足に映像が見せられないのが困る。
風俗史も半年分のコマ数で、集中講義したりもやっている。
生徒の好奇心を引き出し、一面的なものではないのだ〜ということを
講義しているのは、アニメも風俗文化も同じである。
　もっと、もっと面白い世界もあった、きみたちもきみたちなりの
新しく面白い世界を創り出せる！とぼくは励ましたい。
　豊かに育ったために、プリミティブな想像力に欠けているように
ぼくには見える。適当な楽しみだけで満足できるの！？アニメだって
会社やスタッフなんか居なくても、やる気があれば一人で制作できる。
若い人よ、もっとハジケて下さい。