長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

今日は久しぶりにゴロリと寝休日。

murakamiさんに受けた<イジワル話>、まだまだあるが、
コメントに書かれたチャランポラン記者坂井クンの話でも
書いてみよう。

これはイジワルではない。
彼が赤塚担当で短期間来ていたときのお話し。
イデアの打ち合わせはプロ3階の私室でやることがおおかった。
そんな時は、記者たちはキッチンの冷蔵庫からビールを出し
皆で飲みながら話すことが多い。
「センセイ、ビールもう有りませんよ〜」なんて、遠慮がない。
坂井クンも、そのムードを見て、おおいにリラックスして
担当仕事を楽しんだ。
彼は、その後、ジョージ秋山担当に変わりしばらくフジオプロから
離れたのだが、ある日ブラリとやって来てぼやいた。
「センセイ、ぼくジョージ先生にドヤされちゃいましたよ」
「なんで?」
「ジョージさんの打ち合わせで最初にうかがったときなんですが、
冷蔵庫が有ったんで、開けてビールを出したんですよ」
「うん、で?」
「そうしたら、バカヤロー、人のうちの冷蔵庫勝手に開けるなっ!て」
「当たり前じゃない。そりゃ、非常識だよ、怒るよ」
「え〜っ、センセイは怒らなかったじゃないですか」
「当たり前じゃない。おれは非常識だもん」
チャランポランだなあセンセイ!」
チャランポランはキミなの。講談社の編集者たるもの、もっと
上品にマナーを守りなさい!」
こうして、坂井クンはマンガ界でもマナーが必要ということを
知ったのデス。