午後1時２０分よりマンガ創作の補講２コマ。

現在「日常・私の一日」（フィクション）という課題で
簡単なシナリオを宿題として、書いてもらっている。
それとは少し離れて、『物語の体操』（大塚英志）から
『どろろ』（手塚治虫）の骨子分析についての部分を
紹介する。
大塚はかつて、このマンガの設定から『摩陀羅』という
ファンタジー的な原作を書き、マンガ化している。
この二つの物語設定を、さらに抽象化すると、「英雄神話」の
構造が見える〜と彼は書いた。
終わって、女生徒がマンガ本を交換しているので、見せて
もらうと『ＮＡＮＡ』であった。この世代の最も標準的な
人気作品というところだ。
読者である彼女たちは、シナリオでどんな『日常』を書いて
くるか。