1983年(角川)製作だが、未見だったので
すこし楽しみにして見たのだが、ガッカリ!
大友克洋のキャラデ、魅力なし。
桂千穂・内藤誠という実写映画派のシナリオにも
相当問題があったのではないか?
これに、真崎守がからんでいるので、全員で
凝ったものにしようとしたりで、りんたろうも
こんぐらがった?!のかなとも思う。
物語のポイント<幻魔>がさっぱり見えないし
姫と丈の出会いなども、実感が全く無い。
ただただ話しがでかいだけで、やたら空を飛んでる。
絵のほうもうすっぺらだった。
石ノ森マンガを絵もそのまま、中身もそのままで
よかったくらいである。
20年余で、日本のアニメのレベルが格段の進化を
とげていることを実感させられた。
『スチームボーイ』にいちゃもん付けられるゼイタクさに
われわれは居るのだ…。これはすげえモノなんだというべき
なのかも、とまで言いたくなってしまった。