長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

『キル・ビル』DVDを見る。

チャンバラのグローバル化というやつでしょうか。
監督本人が殺陣をつけてみせるメーキング。
なかなか元気一杯なのがいいですね。
アニメは田島昭宇がキャラや絵コンテを担当。
思ったほどのできばえとは思えなかったが
これもメーキングを見ると、ほどほどに
いろいろ工夫しているのが分かって面白い。
実写部分では、ジエット旅客機が飛ぶシーンなど
やたらにチープなのがまたヨロシイ。
この監督、年老いたとき、どんな作品を撮って
みせるのかなあ。
シリーズ2も見てみたい。
このような作品が若い世代にどんどん見られる
ようになると、マンガはドタバタを見せる必要が
なくなり、精神的な表現に深く深く入り込む
ようになるだろう。
もっとも、アジア武侠マンガが、日本コミックと
融合して、更にアクションドタバタ世界に新しい
表現を発見することも有り得ない話ではないかも。
ただ、現在の日本の新人にはそんなパワーや野望を
感じないのだが…。
融合させるには、あたらしいマンガ・プロデューサーが必要だ
と思う。