長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

サルトルが『嘔吐』の中に

<日記をつけるときは、つぎのことが
危険だと思う。すなわち、万事誇張して
考えること、待ち伏せをする気持ちで
いること。たえず真実をでっちあげる
ことである。>と。
<いちばんよいことは、その日その日の
出来事を書き留めておくことだろう。
はっきり理解するために日記を
つけること。取るに足りぬことのようでも、
色合いを、小さな事実を見のがさないこと。
どういうふうに私が、このテーブルを、
通りを、人びとを、刻みたばこ入れを
見ているかを記すべきだ。
なぜなら、変わったのは<そっち>だからで
ある。>と。
『生と死の歳時記』(瀬戸内寂聴・齋藤
慎爾・光文社)をめくっていたら
齋藤さんが、引用していた。
このあと『ブラックジャックによろしく
(9)を読む。
DVD『ニキータ』を見る。初見。
ジャンヌ・モローが出ていたが
役どころとしては平凡。
ベンソン、もう一味つけて欲しかった。