長谷邦夫はてなダイアリー・アーカイブ

長谷邦夫はてなダイアリーのバックアップです。今のところ更新は無い予定です。

みなもと太郎さんの発言が面白い。

「コミック・新現実」の大塚英志さんのインタビューでの
みなもとさんの答えが、いろいろと面白かった。
有名な『ホモホモ7』が、担当編集者に全く理解されていなかった〜
ということに驚いた。人気投票では、どうしても高学年からの票に
なるので、かえって迷惑だと思われていたりと、さんざんである。
ぼくの「COM」でのパロディ連載なんかも、きっと似た感想を
持った編集者がいたんだろうと思う。
そんなことは、承知で好き勝手に描いていたが…。
「りぼん」の編集者から「人の絵でマンガ描いて恥ずかしくない
のか?」なんて言われたりしたものだし…。
(ソックリ・ホンモノそのものじゃないと恥ずかしい)のにね。
少女マンガで花の24年組といわれた作家と矢代まさ子との関係とか、
マンガ史には書かれることの無かった新事実発言が読ませた。
新現実」今号は「新事実」ネ。

読み遅れの本をごろごろしながら読み、飽きるとマンガを描く。

シメキリの無い依頼書き下ろし1冊本なので、どうも先へ進まない。
シメキリだけで40年余を描いてきたのだから、その気合の入れ方は
脳にそのようにインプットされているのだ。
文章は、サイドワークだったせいか、これは書きたいものなら勝手に
どんどん書いてしまう。
逆にしないといけないなあ。