朝8時に宇都宮アート&スポーツ専門学校を出発し
三鷹の森ジブリ美術館へ向かう。
マンガ・コースとイラスト・コースの生徒(希望者)を
乗せた観光バスで、11時半頃に館前に到着。
12時の入場。現地集合の3人の講師をまぜ、30名。
圧倒的に女生徒が多い。
企画展はピクサーの作品展である。
ストーリーボードやスケッチ、ジブリへの寄せ書きなど
盛りだくさん。
宮崎氏の多数のスケッチや絵コンテなどがびっしりと
壁に貼られている。額縁の中に閉じ込めぬように
している点がいい。
彼の膨大な仕事からすれば、この館に展示されているのは
ほんの少しである。
帰宅すると「漫画新聞」が送られてきていた。
「アジアINコミック2005」でのパネルディスカッションの
要約が特集されている。
中国ではネットカフェがすでに15万軒あるという。
しかし13億以上の人口を考えれば、びっくりするほどの
多さではないのかも知れない。
むしろ、人口4500万人の韓国では、3500万人がネットを
利用している〜という方がすごい。
現在4万冊の漫画作品がオンラインで提供されているという。
(内日本マンガは10%程度)
しかし、一方では漫画読者の90%が貸本で作品をよんでいる
ともいう。ここでの売り上げは、ぼくらが昭和30年代に
経験した無印税のシステムである。
新と旧の混在状況…。さてその未来は?